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【プレスリリース】葛西・浦安エリアの利便性と快適さを兼ね備えた賃貸併用住宅

社会、くらしをリノベーションし、あなたと環境にとって豊かな未来へ、あらゆる不動産の価値を最大限に引出し、最大価値を未来へとつなげます。

株式会社マーキュリー(本社:東京都港区新橋 代表取締役社長:宮地 博明)は江戸川区東葛西に賃貸併用住宅を竣工いたしました。

この物件は、利便性と居心地の良さを両立した葛西・浦安エリアに位置しています。都心へのアクセスが良好で、東京駅まで(葛西駅→大手町乗り換え→東京駅)約30分で到着可能です。

また、車を利用すれば、東京ディズニーリゾートへは約13分、葛西臨海公園へは約10分と、レジャースポットへのアクセスも抜群です。

周辺には、アリオ葛西ショッピングモールや島忠ホームセンターなど、生活に必要なショッピング施設が豊富に揃っています。日々の生活を快適に送るための施設が徒歩圏内に揃っており、食事や買い物、レジャーを存分に楽しむことができます。

この賃貸併用住宅は、静かで住み心地の良い環境にありながら、都市生活の利便性を十分に享受できる点が特長です。広々とした間取りと、明るい室内で、新しい生活をスタートさせるには最適な物件です。
この物件で、葛西・浦安エリアの魅力ある生活を始めてみませんか?安心と快適さを提供するこの物件で、新しい日々を迎えてください。

・物件紹介

この葛西・浦安エリアに佇む賃貸併用住宅は、快適かつ機能的な生活を叶える設計が魅力です。広々とした25.6畳のリビングダイニングキッチンは、アイランドキッチンを完備。家族が集う空間が開放感あふれる吹き抜けになっており、明るく爽やかな日々を過ごせます。

この物件では、家事導線もよく考えられています。水回りが2階に集中配置されており、毎日の家事がスムーズに行えることでしょう。また、キッチン横には便利なフリースペースがあり、パントリーとしても活用できます。
収納に関しても、ウォークインシューズクロークを完備。靴の収納に困ることはありません。さらに、広々とした駐車場では、2台の車を停めることが可能です。

・物件特徴の紹介

・物件概要

物件所在地江戸川区東葛西
交通東京メトロ東西線 『葛西』 駅 徒歩約15分
東京メトロ東西線 『浦安』 駅 徒歩約13分
敷地面積445.78㎡
構造木造2階建
権利旧法賃借権(新規20年)
延べ床面積住居部分 138.29㎡ 賃貸部分 131.94㎡ 合計 270.23㎡
総戸数住居部分 4SLDK+ロフト 1戸 賃貸部分1DK 4戸
築年月2023年9月(新築)
現況住居部分 空家 賃貸部分 4戸中1戸募集中
取引態様売主

※R5.10.02現在の状況です

【プレスリリース】自由を形に新時代のビジネスステージへ。南麻布エリアに商業ビルを竣工

社会、くらしをリノベーションし、あなたと環境にとって豊かな未来へ、あらゆる不動産の価値を最大限に引出し、最大価値を未来へとつなげます。

株式会社マーキュリー(本社:東京都港区新橋 代表取締役社長:宮地 博明)は南青山に特別なラグジュアリー空間を持つ邸宅を竣工いたしました。

南麻布は東京都港区の高級住宅エリアとして知られ、都心の中心にありながら落ち着いた雰囲気が魅力です。多数の外国大使館が点在し、国際的な文化が息づいています。また、一流のグルメスポットが集まる一方で、緑に囲まれた自然環境も楽しめる場所として人気があります。都会の利便性と静かな住環境を両立した南麻布は、上質なライフスタイルを求める人々にとって理想のエリアと言えるでしょう。

・麻布十番エリアまで徒歩10分

麻布十番は東京都港区にある歴史的なエリアで、古き良き日本の風情とモダンな都市文化が融合しています。伝統的な老舗の店や旧家が点在する中、多様なグルメスポットやブティックが麻布十番商店街を賑わせています。さらに、美しい住宅街や多くの外国大使館も特徴的。アクセスも良好で、都心への移動が容易です。この魅力的なエリアは、歴史愛好者から食通、ショッピング好きまで、さまざまな人々を引き寄せています。

・物件紹介

南麻布に新規オープンの10階建て商業ビルは、現況はスケルトンとなっており、お客様のビジネスニーズやクリエイティブな発想に合わせて内装を自由にデザインできる環境を提供します。都心の中心、麻布十番まで徒歩圏内の立地は、アクセスの良さと周辺の利便性を併せ持っています。 周辺には麻布十番エリアのグルメスポットやショッピングエリアが点在。ビジネスの合間のリラックスタイムにも困りません。 あなたの理想とするオフィス空間を創造できるこのビルで、新たなビジネスのスタートを切りませんか?

・主な設備・仕様

●駐車場 ●ジャグジー ●サウナ ●シアタールーム ●バーカウンター ●ダイニングテーブル ●システムキッチン ●暖炉 ●床暖房 ●WIC ●屋上プール ●防犯システム(SECOM)

・物件概要

物件所在地港区南麻布
交通都営大江戸・東京メトロ南北線 『麻布十番駅』 徒歩約9 分
都営三田・東京メトロ南北線 『白金高輪駅』 徒歩約7 分
敷地面積86.71㎡
構造鉄骨造10階建
権利旧法賃借権(新規20年)
延べ床面積1階58.22 ㎡ 2 階48.61 ㎡ 3 階48.61 ㎡ 4 階48.61 ㎡ 5 階48.61 ㎡ 6 階48.61 ㎡
7 階48.61 ㎡ 8 階48.61 ㎡ 9 階48.61 ㎡ 10 階48.61 ㎡ 合計495.71㎡
築年月2023年8月(新築)
現況空家
取引態様売主

【プレスリリース】生活とビジネスが交差する、上池台・新商業ビルの誕生

社会、くらしをリノベーションし、あなたと環境にとって豊かな未来へ、あらゆる不動産の価値を最大限に引出し、最大価値を未来へとつなげます。

株式会社マーキュリー(本社:東京都港区新橋 代表取締役社長:宮地 博明)は目黒区中目黒に商業ビル(MERCURY NAKAMEGURO)を竣工いたしました。

・物件紹介

大田区上池台に位置する新たなる3階建て商業ビルの誕生! 長原駅から1分の場所に立地しており、ビル自体も周囲の風情ある街並みに溶け込むようなデザインが特徴です。 長原駅は2021年に”ちょっときになるくらしのまんなか”という新しいコンセプトでリニューアルされ、商業ビル周辺も生活に必要な施設が集まる便利なエリアとなっています。また、ビルから徒歩で9分という近さには、歌川広重の江戸百選に選ばれた洗足池が広がっており、自然を感じることができます。 さらに、近隣には荏原町商店街が広がり、賑わいを感じることができます。ビジネスとプライベートを充実させるための環境が整っているこの物件は、新たなビジネスチャンスを創出する場となります。 この新しい商業ビルで、上池台の魅力ある地域性を感じながら、ビジネスの可能性を追求してみてはいかがでしょうか。

・物件概要

物件所在地東京都大田区上池台
交通東急池上線 長原駅 徒歩約1分
敷地面積81.68㎡
構造鉄骨造3階建
延べ床面積1階 52.95㎡ 2階 48.09㎡ 3階 54.03㎡ 合計155.07㎡
築年月2023年7月(新築)
現況空家
取引態様売主

【プレスリリース】ビジネスと自然の調和をコンセプトに目黒川沿いに商業ビルを竣工!

社会、くらしをリノベーションし、あなたと環境にとって豊かな未来へ、あらゆる不動産の価値を最大限に引出し、最大価値を未来へとつなげます。

株式会社マーキュリー(本社:東京都港区新橋 代表取締役社長:宮地 博明)は目黒区中目黒に商業ビル(MERCURY NAKAMEGURO)を竣工いたしました。

・コンセプト

美しい自然環境と店舗が融合する新たなビジネスの形を描いています。 3階建てのビルにカーテンウォールを配し、目黒川の豊かな緑と四季折々の風景、特に春には桜並木の美しさを店舗の中から楽しむことができます。 このビルが提供する独自の空間は、顧客体験をより一層豊かなものに変え、新たな価値を創造します

・物件紹介

目黒川沿いに新たな名所が誕生します。 ここは自然と調和した、商業ビルです。 目黒川に面する壁面にはカーテンウォールを配し、どの階からでも目黒川の緑豊かな風景と四季折々の色彩を楽しむことができます。 特に春には、店内から美しい桜並木を眺めることができ、飲食を楽しみながら桜吹雪の美しさに触れることができます。 この物件は、自然との調和を追求したデザインが特徴的です。店内からは目黒川の自然景観を存分に楽しむことができ、季節ごとの変化を感じながらお客様をおもてなしできます。 美しい自然環境の中では、心地よさと満足感を引き立てます。ぜひ、自然と調和したこの特別な商業ビルで、新たなビジネスチャンスを掴んでみてはいかがでしょうか。

・物件概要

物件所在地東京都目黒区中目黒
交通東急東横線 中目黒駅 徒歩約7分
敷地面積79.46㎡
構造鉄骨造3階建
延べ床面積1階 53.78㎡ 2階 49.46㎡ 3階 46.44㎡ 合計149.68㎡
築年月2023年6月(新築))
現況空家
取引態様売主

【プレスリリース】東京を代表する南青山に、新たなラグジュアリーを提案する一邸が竣工

社会、くらしをリノベーションし、あなたと環境にとって豊かな未来へ、あらゆる不動産の価値を最大限に引出し、最大価値を未来へとつなげます。

株式会社マーキュリー(本社:東京都港区新橋 代表取締役社長:宮地 博明)は南青山に特別なラグジュアリー空間を持つ邸宅を竣工いたしました。

・コンセプト

南青山という名高い地域に、新たな高級住宅のコンセプトが誕生します。「プレミアム・プライバシー:洗練と静寂のレジデンス」というこの新コンセプトは、高収入者層のライフスタイルとニーズを踏まえ、四つの重要な要素に焦点を当てています。

これら四つの要素を融合した「プレミアム・プライバシー:洗練と静寂のレジデンス」。これが南青山に誕生する新たな高級住宅のコンセプトです。プライバシーとラグジュアリーを追求する高収入者層にとって、最適な住環境を提供いたします。

・物件紹介

南青山、東京の最も贅沢なエリアに位置するこのラグジュアリーな邸宅は、素晴らしい居住体験を提供するための完璧な空間です。 この美しい邸宅は、最高級の素材と職人の技が息づく、こだわりの設計で建てられています。屋上にはプライベートな空間としてプールを配し、夏の暑い日にはリフレッシュできるよう工夫されています。 内部には、最先端の設備と機能が惜しみなく配されています。ホームスパには高品質なサウナとジャグジーを完備し、日々の疲れを癒す完全なプライベートスペースを提供します。 また、特筆すべきは、劇場のような映像と音響が楽しめるシアタールームです。最新の映画や音楽を最高のクオリティで楽しむことができます。豪華な空間で家族や友人を迎え、プライベートな映画の夜を楽しむことができます。 南青山のこの一等地のラグジュアリー邸宅は、ただの住まいを超えて、最高のライフスタイルを追求する皆様への贈り物です。ここでの生活は、毎日が特別な日であることを思い出させてくれるでしょう。

・主な設備・仕様

●駐車場 ●ジャグジー ●サウナ ●シアタールーム ●バーカウンター ●ダイニングテーブル ●システムキッチン ●暖炉 ●床暖房 ●WIC ●屋上プール ●防犯システム(SECOM)

・物件概要

物件所在地東京都港区南青山
交通半蔵門線 表参道駅 徒歩約10分
敷地面積228.11㎡
構造鉄筋コンクリート造地下1階付地上3階建
延べ床面積B1階 117.80㎡ 1階 157.08㎡ 2階 142.80㎡ 3階 102.28㎡ R階 17.92㎡ 合計537.88㎡
築年月2023年6月(新築))
現況空家
取引態様売主

【プレスリリース】緑あふれる駒沢公園に複合マンションを竣工!

社会、くらしをリノベーションし、あなたと環境にとって豊かな未来へ、あらゆる不動産の価値を最大限に引出し、最大価値を未来へとつなげます。

 株式会社マーキュリー(本社:東京都港区新橋 代表取締役社長:宮地 博明)は目黒区八雲に複合マンション(MERCURY YAKUMO)を竣工いたしました。

・コンセプト

上品な暮らしと愛犬との共生を追求した、ディンクスや若者向けのシェアハウス可能なメゾネットタイプの2LDKマンションです。 立地としては、緑豊かな駒沢公園に近接し、季節を感じながら散歩や遊びを楽しむことができます。そのため、愛犬と一緒に過ごす時間がより充実します。 物件自体はシックで上品なデザインにこだわり、シェアハウスとしても一人暮らしとしても適応可能な機能的な設計となっています。2LDKの広々とした空間には、人とペットの共生を考えた設備が整っており、愛犬との日々をより楽しく過ごせます。 また、メゾネットタイプのため、プライバシーを保ちつつもシェアライフを楽しむことが可能です。自分だけの空間と共有の空間を適切に分けることで、人と人、人とペット、それぞれの関係がより深まる生活を提供します。 愛犬と共に上品で豊かな生活を始めてみませんか。この物件は、あなたとあなたの大切なパートナーが幸せな時間を共有するための最適な空間となります。

・物件紹介

ここは、都会の喧騒から一歩離れた、落ち着いた雰囲気のある複合マンションです。1階と2階は店舗スペースになっており、3階にはメゾネットタイプの住宅が設けられています。様々なライフスタイルに対応可能なこの物件は、自由で豊かな生活を楽しむことができます。 このマンションの最大の魅力は、そのロケーション。豊かな緑が広がる駒沢公園までたったの1分という好立地です。四季折々の風景を楽しみながら、リフレッシュしたり、ウォーキングやランニングを楽しんだりできます。 さらに、この地域では駒沢公園フェスをはじめとする様々なイベントが開催されています。地域コミュニティとの繋がりを深めることができ、都会ながらも温かな人々の交流が見られる地域です。 この複合マンションで、新しい生活を始めてみませんか。商業と住宅、自然と都市生活が調和したこの地で、あなたの新たな一歩を踏み出しましょう。

・物件概要

物件所在地東京都目黒区八雲
交通東急田園都市線 駒沢大学駅 徒歩約13分
敷地面積300.74㎡
構造鉄骨造4階建
延べ床面積1階 197.35㎡ 2階 195.23㎡ 3階 151.85㎡ 4階 116.30㎡ 合計660.73㎡
3階住戸部分 A号室 64.95㎡ B号室 56.16㎡ C号室 60.43㎡ D号室 59.42㎡
築年月2023年5月(新築)
現況空家
取引態様売主

「東京23区初」!※1 耐震性不足の分譲マンションの敷地を管理組合の決議によりオフィスビル用地として売却!用途変更を前提とした耐震性不足マンションの再生事例

借地権や底地、再建築不可物件など、権利調整や難易度の高い交渉を要する不動産を積極的に買取り、不動産の再生・開発事業を手掛ける株式会社マーキュリー(本社:東京都港区、代表取締役:宮地博明、以下「当社」)は、「高輪交陽ハイツ」(東京都港区高輪二丁目)において、2014年に改正されたマンション建替え円滑化法により新たに創設された「敷地売却制度」※2を活用し、管理組合による「敷地売却決議」を成立させ、2022年7月に買受人である野村不動産株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:松尾大作、以下「野村不動産」)に当該マンションの敷地を売却いたしました。港区内における敷地売却制度の活用は3例目で、分譲マンションの敷地をオフィスビル用地として用途変更する目的でマンション敷地売却制度を利用する事業は、東京23区内初の事業です。

※1 自社調べによる 東京都内における敷地売却事業の実績調査(令和4年7月) ※2「敷地売却制度」とは、耐震性不足等により要除却認定を受けた分譲マンションを建て替えるため、区分所有者による集会決議によって、マンションの「建物と敷地」を事業者(ディベロッパー)に売却する制度。 INDEX (1)事業の背景 (2)事業の経緯 (3)高経年マンションの社会的課題 (4)敷地売却制度の特徴 (5)今後のマンション再生事業への取り組み

(1)事業の背景

「高輪交陽ハイツ」は1980年に建てられた総戸数106戸12階建のマンションで、いわゆる旧耐震基準の建物でした。第一京浜(国道15号線)に面した特定緊急輸送道路沿道建築物であったため、2013年に耐震改修促進法に基づく耐震診断を行った結果、耐震性不足の建物であることが判明しました。また、2014年6月にJR東日本より山手線新駅(現在の高輪ゲートウェイ駅)の開業及び周辺のまちづくりについての報道発表があり、当時、将来変わりゆく周辺環境について、大きな期待を寄せられていました。

建物概要
名称 高輪交陽ハイツ
所在地東京都港区高輪二丁目19番17号
敷地面積約826.90㎡
延べ床面積約5378.17㎡
建築年次1980年
建物構造・規模鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根12階建
用途事務所 共同住宅

(2)事業の経緯

2015年1月に当社が高輪交陽ハイツの総戸数106戸中27戸を取得し、管理組合の理事となって、法改正されたばかりの「敷地売却制度」について、理事会・管理組合に対し丁寧に説明を行うことから開始した。その後、当社は管理組合の信任を受けて管理組合の理事長を務め、港区の助成制度や国土交通省作成の敷地売却事業ガイドラインを活用しながら、マンション再生を検討することの必要性・進め方・事業手法について、管理組合全体に対してマンション再生への理解を深めた。 2019年6月に建替え・敷地売却事業について、各ディベロッパーに対し事業協力を募り、コンペティションの結果、管理組合として事業協力者(買受人)を野村不動産に選定した。建替え事業によりマンションに建替えた場合と、敷地売却事業によりマンション・複合マンション及びオフィスビルに建替えた場合の区分所有者の経済条件を比較した結果、敷地売却事業によって区分所有者が全員転居し(再入居なし)、1棟のオフィスビルを建築する事業が最も区分所有者にとって経済条件が良く、2019年12月に管理組合として1棟オフィスビルを建築する目的で敷地売却事業を推進することとなった。 1棟オフィスビルを建築する用地としての敷地売却事業について、管理組合による全体説明会及び個別説明を経て敷地売却決議集会を行い、法定決議要件をすべて満たし可決に至った。その後、『高輪交陽ハイツマンション敷地売却組合』を港区の認可を受けて設立し、港区との協議・打ち合わせを重ねて、2022年7月に野村不動産へ当該マンションの敷地を売却した。今後は、買受人である野村不動産が既存建物の解体工事を行い、自社ブランドの1棟オフィスビル(PMO:プレミアム・ミッドサイズ・オフィス)を建築することとなる。

高輪交陽ハイツ敷地売却事業の経緯
2013年11月耐震診断を実施、耐震不足であることが判明
2015年1月当社が高輪交陽ハイツ(27戸)を取得、理事に就任
2016年7月建物検討委員会発足
2018年10月再生方針決議(建替えもしくは敷地売却)
2019年6月事業協力者コンペティション
2019年8月 野村不動産と事業協力協定締結
2019年12月敷地売却推進決議
2020年12月マンション敷地売却決議
2021年4月高輪交陽ハイツマンション敷地売却組合設立
2021年12月権利消滅期日
2022年7月野村不動産へマンションの敷地を売却

(3)高経年マンションの社会的課題

現在のマンションストック総数は約685.9万戸で、そのうち、旧耐震基準のマンションは約103万戸(2021年末時点 国土交通省統計)と全体の約15%にあたる。また、築後40、50年以上(1982年以前築)の分譲マンション戸数は約115.6万戸であり、10年後には築後40、50年以上の分譲マンションが約2.2倍の249.1万戸、20年後には約3.7倍の425.4万戸に達すると見込まれている(2022年4月1日時点 国土交通省統計)。これから高経年マンションが増え続けることから、今まで以上に分譲マンションの再生について、検討を推進する必要がある。これまで日本全国で「区分所有法」及び「マンション建替え円滑化法」に基づく建替えを完了した件数はわずか270件(2022年4月1日時点 国土交通省統計)のみである。

国土交通省参照:https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001488548.pdf 国土交通省参照:https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001488549.pdf 国土交通省参照:https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001488550.pdf

(4)敷地売却制度の特徴

「マンション建替え円滑化法」は2002年に分譲マンションの建替えを促進することを目的として施行された法律で、本法律施行までは、区分所有法に基づく建替えが主であった。このマンション建替え円滑化法が2014年に法改正され、管理組合の決議により、分譲マンションの敷地をディベロッパーに売却する「敷地売却制度」が創設された。今まで、マンションの敷地を売却するには、民法上の“共有”の原則に則り、所有者全員の同意が必要であった。この法改正により、マンションの管理組合の決議によって、マンションの敷地を売却することができるようになったことは、分譲マンションの再生手法において、大きな転換点となった。

建替えと敷地売却の大きな違いは、 ①組合の事業期間 ②借家権の消滅 ③再建建物の用途に制限がないこと。 の3点が挙げられる。建替えと敷地売却は、管理組合とは別に、事業組合(建替えの場合は建替え組合、敷地売却の場合は敷地売却組合)を組成することとなる。建替え組合は建替えが終わるまでが事業期間となり、建物解体・建築期間を考慮すると相当な年数の事業期間を要する。一方、敷地売却組合は、マンションの敷地をディベロッパーに売却するまでが事業期間であり、建物解体・建築は、買受人となるディベロッパーが行うため、事業組合の事業期間は敷地売却事業の方が短い。 借家人がいる場合、建替え事業においては、従前の建物(建替え前のマンション)に存する一切の権利を、従後の建物(建替え後のマンション)に権利を移す“権利変換”手続きに基づき、借家人の権利(賃借権)も引き継がれることとなる。一般的には、“権利変換”をむかえる前に、借家人に退去(賃貸借契約の解除)交渉を行い、従前の建物に借家人の権利がない状態にしてから、“権利変換”をむかえることとなる。一方、敷地売却事業においては、売却組合所有の1棟建物とするために、従前の建物に存する一切の権利を消滅させる“権利消滅”をむかえる。この“権利消滅”には、借家人の賃借権も含まれるため、事業制度上において、借家権が消滅することとなる。 再建する建物の用途についても、敷地売却事業においては制限がない。建替え事業の場合、原則、区分所有者による事業組合がマンションを建て替える事業だが、敷地売却事業は、区分所有者による事業組合がマンションの建物と敷地をディベロッパーに売却する事業である。マンションの敷地を買い受けるディベロッパーは、既存マンションの除却(解体)までを義務付けられ、再建する建物の用途については法的に制限を受けない。もちろん、管理組合・事業組合の合意形成上、再建する建物に再入居を希望する者が多ければ、再建する建物はマンションになり、マンションと商業施設・事務所等との複合建物もあり得る。不動産の価格は、土地の最有効利用用途の検証によるもので、その検証結果によっては、マンション以外の建物を建築することが、不動産としての価値を最も高められる手段であることも十分に考えられる。

(5)今後のマンション再生事業への取り組み

耐震不足マンションや老朽化マンションの再生手法について、修繕改修や従来の建替えだけではなく、敷地売却制度を活用することにより、マンションの区分所有者にとって大きく選択肢が広がることとなる。当社は、マンションをマンションに建替えるだけではなく、立地や周辺環境、経済条件や区分所有者・管理組合の意向などを踏まえ、建物の用途変更も視野に入れた大胆なマンション再生を検討・推進いたします。今後も、社会問題となっている高経年マンションの問題解決の一端を担えるようにマンション再生事業に取り組んでまいります。

【会社概要】 会社名  :株式会社マーキュリー 代表取締役:宮地博明 所在地  :東京都港区新橋6-22-4 MERCURY SHINBASHI 設立   :2004年12月 事業内容 :不動産買取事業 権利調整が必要な不動産を主に取り扱い、不動産開発・再生・管理事業を手掛ける URL   :https://www.c21mercury.jp/

■本件に関するお問合せ先 株式会社マーキュリー 担当:大庭 辰夫 TEL:03-6277-4484 FAX:03-6277-4485 Mail:contact@c21mercury.com